2008年 07月 10日
アジサイ |
学名 : Hydrangea macrophylla form.
macrophylla(紫陽花)
Hydrangea macrophylla form.
normalis(萼(がく)紫陽花)
科名 : ユキノシタ(雪の下)科
属名 : アジサイ属
原産地 : 日本
開花期 :6~7月
花言葉 :「心変わり」「移り気」
今、真っ盛りのあじさい。
アジサイの色は土壌の性質で決まり、酸性なら青が強く、アルカリ性なら赤が強く
出るととよく言われています。
もともと日本の土壌は酸性だったので日本古来のアジサイは青だそうでです。
そこからアジサイの名は、青い花が集まって咲く様子をあらわし
集まるといういう意味の「あづ」と
青いという意味の「さあい」(真藍)で
「あづさい」となりそれが変化したものと言われています。
ただアジサイの色は、肥料の影響も受けたり、遺伝的なものもあるようですが…。
花といっても花びらのように見えるのは萼(がく)の部分で
本当の花は真ん中の小さいポツンとした部分です。
元々日本に自生していたアジサイはガクアジサイで
中心部分に小さく細かい両性花があり、
その周りに花のように見える萼(がく)を持つ装飾花が
取り囲んでいます。
こんなガクアジサイもあります→
今よく見かけるまあるい手毬形のアジサイは、
ガクアジサイから改良されたもので、欧米に渡って青色以外の
色のアジサイが作られ日本に逆輸入されたものです。
こんな鮮やかなピンクも!→
花びらに見えるガクの部分が実際の花が終わっても長い間残るため
色の変化を楽しむことができて、ドライフラワーのようにカサカサになっても
またそれが好まれたりしますね。
少し前に料理のいろどりにだされたアジサイを口にした人に、中毒症状が出たという
記事がありましたね。
アジサイには青酸配糖体という有毒成分が含まれていて、口にして胃の消化酵素と
反応すると、吐き気やめまい、けいれんなどを起こし最悪の場合は死に至ることも
あるそうです。
みずみずしいアジサイをいろどりに添えたらどんなに素敵か、と思う気持はわかりますが
料理を作る人も食べる人も十分気をつけないといけませんね。
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by ogak2
| 2008-07-10 14:46